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この展覧会は、写真家・中井川俊洋が閉山と閉山後、そして現在を撮影した写真を展観することによって、日立鉱山に生きた人々の「鉱山魂」のようなものを表現しようとするものです。
1905年(明治38)に日立鉱山が開山して以降、大正から昭和にかけて日立市は一大鉱工業都市となりました。太平洋戦争における戦災を克服し、戦後の高度成長期に日立市がさらなる発展を遂げるなかにあって日本有数の鉱山として銅の採掘・製錬を続けた日立鉱山でしたが、廉価な輸入鉱と鉱量の枯渇には抗えず、1981年(昭和56)に閉山となり、76年の歴史に幕を閉じました。
1960年に日立市に生まれた中井川俊洋は、大学の卒業制作のテーマとして日立鉱山の閉山を撮影することにしました。親子3代4代にわたって鉱山とともに生き、働いた人たちは本山に住み、働き続けたいと願いながら鉱山(ヤマ)を降ります。ある人は別の職業に就き、ある人は別の鉱山に仕事を求め、またある人はザイールの鉱山に赴きました。
この展覧会は、写真家・中井川俊洋が閉山と閉山後、そして現在を撮影した写真を展観することによって、日立鉱山に生きた人々の「鉱山魂」のようなものを表現しようとするものです。
Local | 2階特別展示室 |
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Dirección | 317-0076 Ibaraki Prefecture Hitachi |
Fecha | 2023/9/23 - 2023/11/5 |
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